輸出入支援

お客様の物流パートナーとして
常に寄り添い 安心と安全をお届けします

兼松L&Iは1969年以来培ってきた豊富な経験とスキルで、物流のあらゆるニーズにお応え致します。
貿易知識の豊富なスタッフが、貨物の特性やお客様の商流に応じて、輸出入のフォワーディング・通関・梱包だけでなく、海上貨物保険の付保や輸出通関書類及び銀行買取書類作成などの荷主代行業務も一貫してお引き受け致します。

荷主代行

Support Services

書類作成代行業務

商社系フォワーダーとしての経験・ノウハウを生かし、日々変化し続ける情勢に対応し必要な手続きをサポート致します。長年の実績を基に、輸出入時に必要となる船積み書類等の作成をお手伝い致します。
ご要望があれば、お客様の代わりに荷受人様への現地書類発送も代行致します。

  • COMMERCIAL INVOICE、PACKING LIST等の通関書類の作成はもちろん、SALES CONTRACT(S/C)、銀行買取書類の作成代行も承ります
  • 原産地証明書、領事査証取得の代行もお手伝い致します
  • 経済産業省への輸出許可申請の代行も致します

コンプライアンス

現在ますますコンプライアンス(法令遵守)の重要性が高まっております。私たちは、お客様に安心して輸送をお任せ頂けるよう、様々な法令上の疑問・手続きなどをサポート致します。

  • 輸出令関連のアドバイスを致します
  • 輸入評価申告のお手伝いを致します
  • その他輸出入他法令のご相談も承ります

物流企画・管理支援

自社開発の物流システムを活用したSCMソリューションの提供
兼松L&Iは顧客ごとにカスタマイズ可能な物流管理システム構築のお手伝いを致します。 フォワーディングや通関、輸送等の業務に加え、入出荷・配送工程上の各ステータスなど、一連のサイクルを可視化しサポートするサービスです。

メリット

  • 1一元管理

    • 複数のファイルや別件メールに迷うことなく業務遂行
    • 商品毎のHS CODEを管理する事による輸入通関の迅速化
  • 2一目瞭然

    • 工程管理や進捗状況の把握が容易
  • 3業務の標準化

    • 担当者依存を排除し、見える化・マニュアル化を実現
  • 4コミュニケーション

    • 同一情報を共有するので伝達がスムーズかつ迅速

私たち兼松L&Iでは、幅広い貨物の取扱経験や荷主業務の代行実績を生かし、お客様の様々なご希望にあわせて、経験豊富なスタッフが最適な輸送方法と合わせて各種ご提案致します。

輸入関連

Import

正しい輸入申告って?

うっかりして過小申告になっていませんか?

例えば、海外の工場へ無償で提供した部品や梱包資材などがある場合、輸入時にその価格を加算して輸入申告(評価申告)をおこなう必要があります。うっかりそのことを忘れて申告を怠ると、輸入関税や輸入消費税額が不足した事になり、あとで問題となってしまいます。

当社では輸入申告時にお客様から事情をよくお伺いして、無償提供した金型などの輸入貨物の価値を構成する要素でINVOICEに記載されていないものがあれば、お客様が適正な申告を行える様お手伝いを致します。海上輸送・航空輸送を問わず、輸出時点から一貫してお手伝いすることで、うっかり加算漏れを起こさないよう当社の輸出入担当者が連携してお手伝い致します。


身の回り品の輸入

どうすれば輸入できるの?

医薬品・医療品や食品などは、様々な国内法により輸入規制されているものが多く、中には禁止されているものも有りますので注意が必要です。当社ではお客様の要望にお応えして、そうした規制の事前確認作業のお手伝いを致します。 例えば、こんなものも輸入時の確認が必要です。

  • コンタクトレンズ、医療用はさみ、治療台、化粧品(薬機法 関連)
  • 食品全般、食品包装容器、食器、こどものおもちゃなど(食品衛生法 関連)

他にも下記のような国内法の規制を受けます。

  • 植物防疫法 ・動物検疫法
  • 毒物及び劇物取締法
  • 麻薬及び向精神薬取締法
  • 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律(化審法)…など

倉庫ディストリビューション

当社では輸入貨物の二次配送前の保管や、物流加工もお手伝い致します。貨物の特性に応じた最適な倉庫選定から、入出荷管理・検品・在庫管理まで一貫したサービスをご提供致します。日本を発着しない貨物についても当社の海外ネットワークを活用して、日本同様の倉庫選定が可能で、そこを拠点とした三国間物流もサポート致します。

プロジェクト輸送

Project Cargo

重量物・大型貨物輸送

兼松L&Iでは、長年にわたり中国・アジア・北米・欧州等世界各地に大型貨物の輸送実績がございます。
ドライコンテナには収まらない重量物・大型貨物の場合、特殊コンテナや在来船、RO/RO船など、様々な輸送方法で提案が可能です。
変動しやすい在来船スケジュールにも対応し、仕向地や貨物の特性に合わせた船社選定、保税倉庫搬入のスケジュール調整、通関や荷役方法における現場との打ち合わせ、荷役に必要な機器手配など、フレキシブルなサービスを提供しております。


設備輸送

お客様との事前打ち合わせ・現場下見など商品特性や作業現場を把握した上で、スピード・コスト共に最適な作業プランをご提案致します。

サービス内容

  • 1海外へ工場進出されるお客様の設備輸送に関して、工場の操業計画に則した船積みから現地工場据え付けまでの最適なスケジューリングや、輸送ルートの選定のお手伝いを致します。

  • 2工場の立地条件や環境などを考慮し、作業現場に適した重機・機器をご用意致します。

  • 3正確・安全・迅速を基本とした、お客様のニーズに合ったきめ細かい作業を実施致します。

  • 4梱包資材を予め用意し、工場への出張梱包も致します。

  • 5精密装置の工場搬出から、輸出梱包、工場クリーンルーム内指定場所への装置仮置き、芯出し作業、レベル出し作業等も実施致します。

  • 6書類作成や複数ベンダー様の輸送の取り纏め、現地情報収集等トータルにご提供致します


取扱い貨物実績

1各種工作機械、半導体製造装置、液晶製造装置、HDD製造装置の移設

2海外工場でのプレス機据え付け

危険物

Dangerous cargo

「危険物」とは ?

工業製品・化学薬品の中には、その性質によって荷役に携わる人の安全を脅かし、航空機/船舶、空港/港湾施設等に危険を及ぼす恐れのあるものがあります。それらの貨物は国際民間航空機関危険物輸送規則(ICAO)、航空法/国際海上危険物規定(IMDG code)、船舶安全法、危険物船舶運送及び 貯蔵規則や、その他の関連法規により危険物として規定されています。 また航空/海上輸送における危険物は国連基準に基づき、9種類のクラスに分類されています。

「危険物」の輸送方法は ?

危険物は輸送が禁止されている物を除いてそれぞれの危険性の度合いによって、梱包基準・輸送の制限が設けられています。危険物は関連法規に基づいた梱包(※1)、ラベル・マーキング、危険物申告書の作成などの必要条件を満すことができれば、航空輸送や海上輸送をすることが可能です。 (※1) 危険物のクラス、容量によっては国連規格に則って製造された国連規格容器(UN容器)による梱包が必要な場合があります。UN容器は写真の様な危険物の性質に応じた様々な種類の国連容器です。

「UN容器の例」


隠れた危険物

航空輸送において「危険物」に該当する品々

私達の身の回りで生活必需品としてごく普通に使っている物でも、危険物に該当する物があります。 生活用品では以下のような商品が危険物に挙げられます。因みに冷凍品などが溶けないように保冷剤として使用するドライアイスも危険物として扱われます。

「生活必需品として使用されている危険物の一例」

リチウムバッテリー

マニキュア

ヘアスプレー

ペイント


「危険物」を輸送するためには?

当社では危険物輸送に詳しい担当者が、お客様をサポートいたします。ご出荷の前にご相談下さい。 まずは輸送したい商品のSDS(Safety Data Sheet=安全データシート)をご用意下さい。 それに基づき当社担当者が詳しくご案内いたします。

アパレル

Apparel

海外展示会出展

世界各地で行われる展示会に商品を出品したいとお考えのお客様、弊社独自のグローバルネットワークで最適な輸送サービスをご提供いたします。当社では欧米諸国でのコレクション・展示会に出展されるアパレル関係のお客様の商品を中心に、指定場所からの集荷・通関・輸送・現地での輸入通関・展示会場搬入まで、一貫したサービスを行っております。輸送に関わる一連のサービスはもちろんのこと、出展に伴う必要書類の準備・取得もサポートいたします。


カルネ通関

海外展示会への出品や、商品サンプルを外国へ一時的に持ち込む場合は、ATAカルネ(「物品の一時輸入のための通関手帳」)のご利用をお勧めいたします。複数国で輸出入を繰り返す場合でも、「ATA条約」締約国であれば一つのATAカルネで通関手続きができるため、その都度通関用書類を作成する必要がなく非常に便利です。また、ATAカルネ手帳は外国への輸入通関手続きの際に輸入税の担保書類として機能するので、カルネ手帳に記載された物品はすべて免税扱いとなります。 弊社では、ATAカルネの取得代行から船積手配まで、経験豊富なスタッフが一貫してサポート致します。


輸出入規制

その革製品はワシントン条約の規制物品に該当していませんか? そのブラウスは〇〇国で問題なく輸入できるか事前に確認しましたか? 私たちが毎日身につけている洋服でも、商品の素材や生産国などの事情によって自由に輸出入が出来ないものがあります。相手国にはその国の事情によってさまざまな規制があり、事前確認を怠ったまま輸出すると、輸入国側の規制によって商品を廃棄処分されてしまうかもしれません。 弊社は長年のアパレル製品輸出の経験を活かし、日本・海外での各輸出入規制に関わる調査をサポートいたします。


書類作成(Sales Contract (S/C)、Invoiceなど)

当社では、アパレル製品の輸送を多く取り扱っております。長年の経験と実績を通じて蓄積したノウハウをもとに、輸出入時に必要となる船積書類の作成をお手伝いいたします。INVOICEをはじめ、PACKING LIST、SALES CONTRACT(S/C)、L/C買取書類などの作成をお任せください。原産地証明書など各種証明書類も、作成から代行申請・書類取得までお客様に代わって行います。


事例紹介

日本が誇るファッションブランドを世界に

兼松L&Iは長年にわたり株式会社コム・デ・ギャルソン社の商品を航空輸送しています。
Men's・Ladies'ともそれぞれ年2回開催されるパリ・コレクションなどに出展された最新モードを、世界100社以上(当社取扱い分に限る)のクライアントへタイムリーに輸送して約25年、同社からは大きな信頼を得ています。当社では航空輸送のみならず、各クライアントへのSales Contract作成から、HS Codeの割振り、出荷数量の入力によるInvoice/Packing List/Cert of Origin作成、L/C買取書類一式までのサービスを行っています。 さらにご要望があれば各クライアントからの受注額・出荷額数量など、同社の社内管理資料もご提供しております。 またこれらをシステム化することで、いつでも緊急出荷できる体制を整え、鮮度が最も重要なDCブランド輸送に貢献しています。

DCブランド輸出の業務フロー

商品情報データを受け取り、自社システムで商品マスターを作成。
クライアントごとの受注データから契約書を作成します。
さらに梱包明細もデータで取り込みインボイスやパッキングリストを作成します。